(published: May. 31, 2001 / updated: Nov. 14, 2001)
某所で流行る前から作っていた「名言」をまとめてみました。
「みんな、StrictなHTMLはとってもいいところだぞ… 早くもどって来い!みんな、早くもどって来ぉぉぉい!」
「ぼくは、Transitionlの人たちと戦います。 でも、Strictの人たちとも戦います。 アクセシビリティを大切にしない人とは、誰とでも戦います…!」
オレの頭ン中にW3Cにコケにされた記憶があってよぉ〜、 ソイツを消しちまいてェンだよぉ〜!
「貴下ら初心者は、ネットサーフィンと電子メールだけやっておればよい!」
「W3C…ですか?」
「とほほの神話では、ホームページ作成者いじめの偉大な敵、と言われていました」
「W3C子の尻と言ったか!おのれぇぇぇぇぇっ!」
「あのな爺さん、黒歴史の戦史を調べれば分かるんだが、 掲示板でもメールでも、スキルのある方が負けているんだ」
「我らの時代にスタイルシートは不要な代物! 見栄えの調整には、この独自拡張タグ一つあれば良い!
ハァ!とほほの坊や!貴様にも作らせはしないぞ!潰せぇ!」
「見栄えと構造の分離など、出来る訳ァねぇーだろぉーっ!」
「今までの時代は間違っていたのだ! 人は見栄えを忘れることなど出来はしない! だから!この独自拡張タグで全てを破壊して、新たな時代を作る!」
「フォントをいじると元気になるなあ!ローラ! 見栄えを意識するから、人はインパクトを伝えることが出来る!」
「その先にあるものが破壊だから、fontタグは封印されました!」
「不思議マークアップの歴史は、繰り返させません!」
「表を組んだことは?」
「一度だけあります!」
「ならば結構…勝負!」
「ISO子さま、またあした。」
我が親愛なるTransitionalの人々よ、 皆を不安にさせる事態が続いたことを、 心から申し訳無く思います。 全ての責任は、このW3C子にあります。 ですが、あの悲惨な太古の歴史から蘇った人類が、 我々Transitionalだということを、 わたくしは、皆々様に知ってもらいたかったのです。 その為に、「ホームページ」のデータを、 WWWにも流したのです。
自覚すべきは、人類は再び不思議マークアップをなぞるかも知れないということです。 確かにそれは、人類の定めかも知れません。 それでもわたくしは、あなたがたと共に、 その定めに打ち克ち、新たな歴史を築いてゆくつもりです。 それを、Strictの人々に知らしめるのもまた、 わたくしたちの使命ではないでしょうか。
「ホームページ」に眠る、一千万のTransitionalの人々にも、この新しい事態を伝えて、 HTML文書の営みをWWWに行き渡らせ、 恒久的な文化圏を確立してゆかなければなりません。 わたくしは、古代からの人々の様に、 普通にマークアップをするまことのマークアップを、 手にすべき時代が来たのだと、 確信できるようになったのです。 その為には、Strictの力を借りなければなりません。 そして、同じ過ちを二度と繰り返さぬ様に、 共に歩もうではありませんか。
「ここで、臨時ニュースをお伝えします。」「ん?」「ワン?」
「またしても、不思議マークアップが大量発生しています。」
「インドでも」(画面:タージマハールの手前に大量のfontタグ)
「アメリカでも」(画面:自由の女神の手前に大量のcenterタグ)
「エジプトでも」(画面:スフィンクスの手前に複雑に入り組んだフレーム)
「何故か、宇宙でも(画面:宇宙ステーションの手前に複雑に入り組んだテーブル)
「不思議マークアップで、世界中が埋め尽くされています。」
ぼくたちは、村人たちのスタイルシート導入を手伝うことにした。 でも、
font
タグとbr
タグしかないソースの前に、 ぼくはすっかり参ってしまった。 やがて同じ村のスタイルシート反対派の人たちが現れ、激しい争いになってしまった。 そんな光景を見て、ぼくは、ある決意をした…。W3Cガンダム「忘れられた構造」
風が見栄えと分かれた。