H-man AND NOW(プロジェクトTTF/究極のフォントいじり)

( published: Mar. 15, 2002 / updated: Jul. 8, 2003 )

おことわり

ここにはTrueType Fontの記事はありません。

この企画は、「フォントいじり」といわれる文書作成の姿勢に対する批判的パロディとして発案されたものです。

「フォントいじり」」が面白いといわれる理由として、文字のサイズや色の変化によるインパクトが挙げられます。逆にいえば、文字のサイズや色の変化こそ「フォントいじり」の本質であり、文章の内容は二の次であるといえます。

そこで思いついたのが、文章をランダムで自動生成させ、それを「フォントいじり」の手法で装飾するというものです。更により「フォントいじり」系テキストらしく見せるために、画像をランダムで挿入するというアイデアも産まれました。

この手法をここでは究極のフォントいじり略してTTFと命名しました。そしてそれに関連する技術の研究と、その馬鹿馬鹿しさを公表することによって、読者からフォントいじりをやりたい気持ちを奪い、フォントいじりという手段を根絶するのがこの記事の目的です。

文章は読みこまれる度に毎回ランダムで生成されます。所有者は文章を作成する苦労から開放されます。また、コピー＆ペーストで他サイトから引用されることを防止できます。
JavaScriptの実装が必須になっています。実装していないブラウザ、あるいはJavaScript機能を切ったブラウザ、などというくだらない代物を使って通ぶっているスノッブ共への嫌がらせになります。また所有者の意図しない閲覧方法を予め排除することができます。
出力する「タグ」はfontとbrのみです。「二大ブラウザ」でほぼ同じ出力結果になります。
古いバージョンのOperaでは、スクリプトによる文字の表示に時間がかかります。二流ブラウザを使って通ぶっているスノッブ共への嫌がらせになります。

この様に、TTFは、物事を考えたくない、人から論理的思考の能力を奪い去りたい、自分の気分をごり押ししたい人たちにとっては、非常に効果的です。

究極のフォントいじり(ラフスケッチ): (published: Feb. 11, 2002) イメージを膨らませるために作成。文章は手動ランダムで作成し、適当に文字サイズや色を変更、更に適当な画像を挿入したもの。
究極のフォントいじり(プロトタイプ): とほほ語自動生成のエンジンを流用して作成。
ターンAフォントいじり: (published: Mar. 7, 2002) つきねこさんの協力で完成したスクリプトを使用。文字のサイズを途中で変化させたり、途中で画像を埋めこむことも可能。
劇場版フォントいじり: (published: Apr. 20, 2002) つきねこさんのスクリプトをヒントに作成。各処理を関数化して、文字サイズの変更や画像の埋めこみを効率化。; サンプル:劇場版フォントいじりのキャプチャ
ノベルス版フォントいじり: (published: Oct. 24, 2002) 海外のサイトによくある、「プレーンなテキストに、回り込み指定のなされた画像」という文書形式をシミュレーション。現在のところOpera専用。

フォントいじり系テキストの次はStrictなHTML、ということで闇黒日記を自動生成させるスクリプトに挑戦。

ヤミクロ日記(プロトタイプ): (published: Apr. 20, 2002)h1～h3各要素と、p要素だけを生成する基本セット。
ヤミクロ日記(改訂版): (published: Apr. 20, 2002)blockquoteを挿入できるように改造。
ヤミクロ日記(3訂版): (published: Apr. 23, 2002)各種インライン要素を挿入できるように改造。また、h2直後には箇条書きを導入するように。; サンプル:ヤミクロ日記(3訂版)のキャプチャ
Shot communication: (published: May. 29, 2002)他サイトのスタイルシートを無断で読みこむ。
Shot communication(改訂版): (published: Jun. 2, 2002)選択されるスタイルを追加。

編集、再利用は無許可で行って下さい。ご利用は計画的に。