「アヴァロンの鍵」用語集

(初出: 2005年9月15日)


この文書について


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あ行

秋葉系デッキ【デッキ】
魔神の麓、セラフィー・ルカ、名刀の刃紋などをキーカードとした、高速移動型のデッキの(いささか蔑称に近い)別称。
秋葉原GIGOで対戦をするプレイヤーに多く見られることからこう呼ばれる。
秋葉系デッキの特徴として、次のようなものがある。これを参考にすれば、秋葉原に出ても浮き倒すことは(あまり)無い筈である:
後出しジャンケン【対戦シーン】
アルベールデッキに対して各種白焼きデッキ、鮫デッキに対してダゴン祠待ちデッキなど、先発プレイヤーに対して非常に有利なデッキで乱入すること。
うまく回れば相手を降格させた上に自身は祠3タテで昇格できるが、あまりに露骨だと顔を覚えられて二度と対戦してもらえなくなったり、掲示板に晒されたりする。
安全牌【対戦シーン】
麻雀の「(振り込みに対する)安全牌」からの連想で産まれた言葉で、かすめ取りに耐性のある戦闘支援カードのこと。略して「安パイ」。
代表的な安全牌の例としては、侵略時の単純攻撃アップ系の支援全般、防衛時の硬気功などがある。また光の盾や目くらまし、悪魔の天秤なども安全牌として機能することがある。なお「消滅」は相手がかすめ取りを使わない限り負けが確定するため、安全牌とは区別される。
逆に先制や単純耐久アップ系の様に、かすめ取られるとほぼ負けが確定する支援は「危険牌」と呼ばれる。
使用例: 「魔導神、安パイが無ーい!」「覇者、かすめ取りが見えていないので先制と避けの切り出しには注意が必要ですね」
癒し系【プレイヤー】
プレイングに著しく問題のあるプレイヤーを表す婉曲表現。
バルキリークララに対してモグタン+フェレットで飛び込んだり、チェイサーの通路封鎖に躍起になる余り自分は裸終了など、通常のプレイでは「ありえない」行動を毎回行うと、「癒し系」と認定される。またこういったプレイングに直面することを「癒される」という。
使用例: 「対戦相手が----だったお陰で、サブICが白金まで上がってしまった」
ウォーテウム砲【コンボ】
ウォーテウムの能力を発動させ、手札の精霊族の攻撃値を全て上乗せさせて防衛モンスターを攻撃すること。
ゲーム中では「ゴッドォォォォォッ、ブレイクッ!」と叫んでいるが、雰囲気的に「ウォーテウム砲」の方がしっくりする感じではある。
避けや先制などに弱いのは欠点だが、相手のクマゴロウや進化の時はもとより、フィールドアーマや手札5枚護符術などをも貫通した上にオーバーキルまで発動させると結構止みつきになる。
バリエーションとして天使長や現世などでウォーテウム自身と手札全体を強化した上で発動させた「メガウォーテウム砲」、更にアンモロドンで手札を補充して威力を強化した「ハイメガウォーテウム砲」も存在する。手札6枚でゲージを振り切るばかりか攻撃値が3桁に達する様は必見。
乙女4枚キラ2枚【その他】
ウォーフォークの辛い立場を表した言葉。
通常のレアカードよりも価値が高いとされるレジェンドカードの1枚であるウォーフォークだが、他のレジェンドカード6枚のうち4枚が乙女型モンスター、2枚がベリーレア又はスーパーレア相当の所謂「キラカード」という状況では、どうしても価値を低く見られてしまうのである。よってしばしばリサイクルボックスに捨てられたり、リアルカードブレイクの餌食にされたりする。
お見合い【対戦シーン】
2人、または3人が同時に空の祠の側で待機している状態のこと。
この状態になると「いかに(余計な行動をせずに)相手より早く戦闘を仕掛けるか」という、完全にスピード勝負となる。まして「シータンクで支援を引き出してから云々」とか「エレフォートで飛び込んでホルダーモンスターを弱体化しつつ云々」とかやっていると、ほぼ負けが確定となってしまう厳しい状態である。
この状況では魔導レベルや指テクの勝っている上級者の方が有利な為、初心者は付き合わない方が安全。一応「幸福のラッパ」の開幕テレポートを使えば、相手の行動より早くホルダーに接触できる。

か行

海王クオリティ【その他】
「シズマのご褒美アイテムのぱっとしなさ」「シズマのイメージモンスター(ネプチューン、イビルポセイドンなど)の性能の微妙さ」「CPUシズマのデッキの微妙さ」などを一言で表した言葉。略して「KQ」。
開幕配置越え【対戦シーン】
ホルダーから鍵を奪ったときなど、足元に自分のモンスターがある初期状態からそのすぐ隣にある配置モンスターを乗り越える能力のこと。
鬼ブルやケルピーを各3積みしているようなデッキなら問題ないが、配置越えをゴーストやキラーレディーのみに依存しているような今時のデッキでは、しばしばこの開幕配置越えがネックとなり、泥試合を誘発する原因となる。
「鍵聖戦」では幸福のラッパや玉文明の聖地などの捨て山発動の魔法を使うことで、開幕配置越え能力を底上げすることが可能となる。
書き間違い【その他】
カード名の書き間違いや読み間違い、思い違いはネット上に限らず、ありとあらゆる場所で確認される。
「オクトパ」「セルフィー・ルカ」「ディアポルカ」「審判の石造」「カク像」などは代表的な例。
転生の宴(ブログ)でも「不死鳥転舞」という書き間違いがしばしば行われていた。この書き間違いがいくつあるか、探してみるのも良いだろう。
カードパワー【その他】
カード単体の性能のことだが、主に高性能なカードの力にべったり依存したデッキやプレイングを揶揄する目的で使われる。
アヴァロンでは「麓ルカ」や「白焼き」などがしばしば槍玉に挙がる。
誤用例: (「魔神の麓」のカードにボールペンを貫通させて)「----です」
危険牌【対戦シーン】
「安全牌」の項を参照。
ギュイーン【その他】
戦闘支援カードの効果やモンスターの能力で、パラメータが大幅に上がる様を表した擬態語。
こういった効果を起こすモンスターや戦闘支援カードを「ギュイーン系」と呼ぶ。
使用例: 「秋葉系デッキだと基本パラメータがどうしても低くなるから、----が来ると辛いよね」
クララトリック【コンボ】
アルカディアムック「魔導の夜明け」に掲載されていた謎のコンボ。
バルキリークララのカード紹介で「トリックスターと相性が良い」といったことを書かれ、デッキレシピでもクララ2積みにトリックスターといった構成が為されていた。
実際にはカードの特性上、バルキリークララにトリックスターを付けても反射は発動しない。つまり基本的に意味の無いコンボである。
転じて「原理的に実現不可能な机上の空論」の意味で使われることがある。
使用例: 「月の食費を100円で済まそうというのは、さすがに----だったなあ」
ゲエッ!ルカ!【対戦シーン】
祠へ先回りしたところに他チェイサーがセラフィー・ルカでホルダーに戦闘を仕掛けた時に挙がる悲鳴。
勿論ルカ側は「ジャーンジャーン」と銅鑼を響かせながら登場となる。ハンドコストで流しに流した末に現れる様はまさに伏兵である。
コアラタワー【掲示板】
デッキ診断などで完全に的外れな診断を行う人、あるいはその診断内容の事。
某有名サイトのデッキ診断掲示板での「コアラ先生でタワーを配置すれば無敵」という診断が由来。ちなみにこの診断者は「ゴースト外してポイズンスパイク3積み」「キマイラにカブトスを付ければ封じ込められても耐久+10が発動(注: 「秩序と戒律」では封じ込められた場合は支援モンスターの効果も無効化された)」などのとんでもない診断を行い、他の診断者から散々突っ込まれ捲くった末に何処かへ姿を消したといわれている。
高速移動デッキ【デッキ】
2色4マス移動要員を中心に構築され、タイムロスを少なくして素早く戦闘を仕掛けることを狙ったデッキのこと。「バランスデッキ」ともいう。
単に「移動に困らない」だけではなく、移動後発動能力で時間を取られない様にすることも重要な要素の一つ。結果3妖精やケルピーはもとより、スケールイータや鬼ブル、キラーレディーすらもデッキから抜けることがある。
プレイングが平易で初心者向けとされるが、このタイプのデッキで上級者と対戦しても、魔導レベルや指テク、思考時間の関係で戦闘1番を取れずに終わることが多い。
声変わり【キャラ】
(挿絵提供: 深央夕弥さん)
イーノと爪のセトラとの決定的な差。
完全に女声(声変わり前)のイーノに対し、爪のセトラは野太い男声である。その為しばしば評価が分かれる。
実際のところ、女性プレイヤーで声変わりを気にするプレイヤーは少なく、むしろその辺りにうるさいのは男性プレイヤーの方である。
困ったらビーム【演出】
新モンスターの戦闘モーションのひねりの無さを揶揄した言葉。
「口からビーム」「上空から落雷」「リング状の結界で囲い込み」など、誰でも予想が付く攻撃な為、正直物足りなく感じる。
ちなみに鍵聖戦の新カード中、戦闘モーションが「ビーム系」なのは15種類(天使長クリオラ、審判の石像、冥魔ポロン、翼のエトワール、イビルポセイドン、雷雷、風風、仙龍、隼丸、瞳のアルベール、朱玉文明、爪のセトラ、カク象、セクシーベル、ウォーテウム)。
ゴレンジャー【掲示板】
デッキ診断において、使用カードの順番が黄、青、赤、緑、魔法、支援となっていない書き込みのこと。
こういった書き込みの多くは使用カードを「赤、青、黄、緑」の順で書き、更に魔法と支援を混同している。この色順がかの戦隊番組を想像させることからこの名前が付いた。
ぱっと見て分かりづらい上、何より見るからに素人くさく格好悪いので、思い当たる人は直ちに改めよう。
コンビ打ち【対戦シーン】
二人で組みになって、他プレイヤーに鍵が渡らないように互いに回し合うプレイスタイルのこと。必然的にタワー、パックルなどの手札破壊や、白焼きなどのコントロール系デッキ、通常回らないアンチカード満載のデッキが多用される。
称号ポイントを効率よく稼ぐのが主な目的だが、銅や銀などの半端な称号持ちを露骨に降格させるために行われることもある。狙われた側は相手がへたれなのを祈るしかない。
競技会モードを使って、2人1チームになって対戦大会を行う場合もあるが、それはまた別の問題。
コンボ【コンボ】
複数のカードを組み合わせ、互いの弱点を補ったり、相乗効果を狙ったりする仕組み。
最近では称号戦の関係上、「麓ルカ」や「白焼き」など、カードパワーごり押しのデッキが幅を利かせ、「重配置」や「異形報復」などの手の込んだコンボをメインに据えたデッキは絶滅寸前の状態にある。

さ行

ザガ【ゲームカード】
レッドザガやブルーザガの様に、ターン中に何某かの手札アドバンテージを得られるカードの総称。
「秩序と戒律」においてディープシーカーをはじめ多くのカードが手札アドバンテージの下方修正を受けたが、レッド及びブルーザガは「手札を減らさずに移動できる」という重大な手札アドバンテージを維持している。手札アドバンテージを持つカードに「ザガ」系の別称が付けられるのは、これに敬意を表してのことである。
具体的には拳のクリストフ「マッチョザガ」、隼丸「レッドタカ」、不死鳥天舞「ザガ天舞」などがある。
三本槍【ゲームカード】
戦闘支援カードを表すアイコンの別称。
総数の割には排出率が高く、レート的にもモンスターカード達に遠く及ばない為、カードの開封時にこのマークが見えるとげんなり感が非常に高い。
ちなみにマップ上魔法を表すアイコンは「四本槍」と呼ばれる。こちらは「守護天使」という比較的「まし」なカードがある分、まだ救われている。
下乳【キャラ】
イーノのレベル4ジャケットの別称。
9学年(魔術師)昇格時に貰える藤色のジャケットだが、他のジャケットに比べて胸の部分が大きく開いている上にフリルまで付いているため、これを着せるとまさに「下乳」状態となる。イーノ女体化に抵抗の無い人は一度想像してみるのも良いだろう。
真・セクシーベル【キャラ】
プリティベルの別称。
単なる水着姿のセクシーベルに対し、プリティベルの服はレザースーツな上にファスナーは股間まで下りる、と或る意味セクシーベルよりセクシーであることからこの名前が付いた。
渋谷系デッキ【デッキ】
重配置や異形イビルポセイドンなど、仕込みに時間のかかる低速型デッキの別称。
渋谷GIGOではしばしばこういったデッキで対戦に出て、対戦シーンを盛り上げる光景がよく見られる。
逆にこういった状況で秋葉系デッキで参戦してしまうと、思いっきり浮き倒してしまうので要注意。
初心者【掲示板】
掲示板荒らしとほぼ同義。
「初心者です」「教えて下さい」などと何度も同じ様な質問をし、管理者に注意されれば「すみませんでした」「以後気を付けます」などといいつつ別名で同じことを繰り返す。
というかウェブや雑誌などで簡単に調べることが出来る話を何度も訊いてくるので、迷惑この上ない。対策として「初心者お断り」を宣言する掲示板もしばしばあったりする。

た行

茸くらまし【コンボ】
キノーピII世で配置モンスターの攻撃値を0にして侵略し、目くらましで消滅させるというコンボ。
目くらましの代わりにレイコーンを使う場合は「キノコーン」と呼ばれる。
戦闘時発動を持たない相手にはかなりの勝率を誇るが、能力で攻撃値の上がるモンスターに対しては無力。フェレットなどで切り返されることも多い。
キノーピII世の配置により戦闘一番を逃す可能性が高いのもデメリット。もっとも戦闘一番を取ったチェイサーがメガジョー+リンリンやルカ+魔鏡などの反射狙いだった場合、こちらにもチャンスが回ってくる。
ダブルライダー【デッキ】
インフィニティー、セラフィー・ルカの両者が入ったデッキのこと。
移動値やパラメータに優れ、安定した使い心地を持つインフィニティーを「技の1号」、戦闘勝利時の圧倒的な決定力が売りのセラフィー・ルカを「力の2号」に喩え、両者が入っていることからこの名前が付いた。
チキンプレイ【対戦シーン】
称号戦におけるプレイスタイルの一つで、称号戦対象者が祠入りする前にライフを減らしてゲームから退出し、称号ポイントの減少を避けようというもの。具体的には次のようなプレイングが行われる:
現状の称号戦では、こういったプレイスタイルに対するペナルティも無ければ(一応「鍵聖戦」では無防備戦闘にペナルティが付いたが)、そのプレイヤーを退場させたことによるボーナスも無いため、案外有効な戦術だったりする。欠点は対戦シーンを大きく盛り下げてしまうこと。
というか称号戦のシステム自体がおかしいので思いきって改訂するか、いっそ廃止してほしい、という意見もあったりする。
月並みな【ネタ】
「つきなみ みな」と読む。白焼き麓デッキのイメージキャラ。
転生の宴(ブログ)にて白焼き麓デッキを紹介したエントリのタイトルから産まれた。
月並財団総裁の一人娘で、白焼き麓デッキを広めるべく日夜対戦に勤しんでいるが、年齢8歳ということで午後6時までしか対戦できないのが最近の悩み。新月を模った髪飾りがお気に入り。ちなみに三国志大戦では孫堅入り悲哀デッキを使用していたが、最近になって奮起小華デッキに変えたらしい。
定位置【称号戦】
称号アヴァロンで称号ポイント100(「秩序と戒律」での称号ポイント0に相当)のこと。「指定席」ともいう。
何回か祠に入ってポイントも入ったけれど、後続プレイヤーやコンビ打ちに次々と称号ポイントを奪われ、終わってみれば結局定位置だった、というパターンは非常に多い。
また銅から降格した場合、問答無用で「定位置」まで落とされる。「降格瀬戸際の勝負どころでデッキ中のカードが1枚も読みこまれなかった」などという場合は素直に現実を受け入れよう。
デッキ診断【掲示板】
掲示板メインのアヴァロンサイトには必ずといって良いほどあるもの。
色々なプレイヤーからデッキ作成についてのアドバイスを貰えるので有効な場合があるが、「古代育成」という投稿者の意向を無視して「麓ルカ」に改訂したり、「テレポートモンスターは全て外してポイスパ3積み」「コアラ先生でタワーを配置して相手の手札を破壊」などの的外れな診断を行うところもあるので要注意。
泥試合【対戦シーン】
祠周りを配置モンスターで包囲され、何ターンもの間、誰も祠に入れない状況が続くこと。
称号戦の関係で大量配置を行う低速デッキが減少し、対祠待ち要員「セラフィー・ルカ」が多くのプレイヤーの間で投入される現環境でも、開幕配置越え能力の低下などにより、しばしば泥試合が起こりうる。

な行

ニーソ【キャラ】
「オーバーニーソックス」の略称。英語でいえば"thigh high"となる("knee high"というと所謂「ハイソックス」になる)。
アヴァロンキャラもこの手のファンタジーもののお約束に漏れずニーソ過積載状態にあり、女性キャラ(プレイヤー、モンスター共)は大多数がニーソ又はオーバーニーのブーツなどを着用している。ニーソ好きにはたまらないが、「タイツでないと我慢できない」という人にとってはリーン姫が唯一の心の支えという、非常に過酷な環境である。

は行

バランス症候群【掲示板】
デッキ診断において、診断者が被診断者の意図を全く汲まず、移動バランス「だけ」を取り上げて批評したり嘲笑したりする傾向のこと。
こういったデッキ診断では古代育成デッキが何時の間にか麓ルカデッキに変更させられていたり、業火報復デッキに対して「お前は基本が分かっていない、スターターから出直してこい」などと嘲笑的な書き込みが行われたりする。通常のバランス型のデッキの診断なら役に立つかも知れないが、それ以外のデッキに対しては有効な診断を期待しない方が良い。
風雷トリック【コンボ】
CPUローザの必殺技の一つ。
ポイントは風雷の舞がトリックスターの完全な「裏支援」となっている点で、風雷の舞を恐れて避け無効や即死無効を付けると漏れなくトリックスターで反射されるという仕組み。
対処法は「ボルカノ+威圧のオーラ」「ナイトキャット+熱帯魚の唇」のように、避け無効と反射無効、または即死無効と反射無効を同時に付けること。従ってこれらを基本的に両立できない麓ルカデッキにとっては非常に厳しい戦いとなる。
フルコンプ【その他】
夢のまた夢。
ただでさえ光物を引く率が低いというのに、ここまでカードの種類が増えた状況では新カードの光物をまともに引ける、と考えるのが無理というもの。仮に引けても口寄せの儀式とか不死鳥天舞とかだとトレードの足しにもならない。
よってブログなどでしばしば見られる「新カードフルコンプ」とか「ダブルコンプ達成、次はトリプルコンプ」とかいう話は聞かなかったことにするのが吉。常人はレア以下コンプで満足しよう。
平行移動男【キャラ】
拳のクリストフの別称。
殴りかかる際、拳を振り上げたポーズで固まったまま対戦モンスターに向かってゆくため、この「平行移動」が不自然に目に焼き付いてしまう。
これが魔法剣客の様に高速回転しながらロングフック、というものだったらそれ程突っ込まれることも無かったかも知れない。

ま行

魔導神デッキ【デッキ】
白焼き要素を盛り込んだ竜族/亜竜族育成デッキの別称。
ルシフェル氏のブログにしばしば登場する「旧某魔導神」氏の使用するデッキであることからこう呼ばれる。
売りは速効性の高さと持続性。白を焼いた次のターンには30近くにまで育ったレッド・アイズや仙龍が現れ、侵略は避け無効、防衛は即死無効でほぼ確定で勝利できる。
とはいえピノ+支援パンダ師範、育成アーマジロ+支援カブトスといった抜け道もあったりするので油断は禁物。
名犬ユラナス【ネタ】
ルシフェル氏のブログにおける「冥剣ユラナス」の誤変換から産まれたキャラ。こんな外見でも爪のセトラぐらいなら瞬殺である。
名刀型支援【カード】
「名刀の刃紋」や「魔鏡」、「覚醒」などのように、戦闘時発動を持たない(名刀の刃紋は手札発動も)モンスターに使用した時に追加の効果が発生する戦闘支援カードの総称。
広い意味では種族限定で追加の効果が発生する「突進」「聖騎士の紋章」なども名刀型支援に含まれる。
もうカメポ。【サイト】
ジェオ氏が管理運営しているアヴァロンサイト。
メインは何といってもJAVAスクリプトを使用したデッキ作成ツール。移動値や使用カードのレアリティなどを一目で確認できる優れもの。
以前はデッキ診断やイラスト掲示板もあったが、サーバの不調により休眠中(2005年9月現在)。
サイトURI: http://kamepo.nobody.jp/

や行

やらないか【キャラ】
(画像提供: 高林廉さん)
剣のローレンスの(愛称とも蔑称ともつかない)別称。
カードイラストでのソファでのふんぞりかえり方や、足元に爪のセトラを侍らせているところが何となくそれっぽいことからこの名前が付いた。
「う〜アヴァロンの鍵アヴァロンの鍵」

今 アヴァロンの鍵を求めて全力疾走をしている僕は
魔王様の復活を目指すごく一般的な悪魔

強いて違うところをあげるとすれば
オーバーキルに興味があるってとこかナ――
名前は爪のセトラ

そんな訳で祠から5マスのところにある
黄色のワープゾーンにやって来たのだ

ふと見ると祠の側の青マスで
一人の若い悪魔が破壊の業火を唱えていた

ウホッ!いい悪魔…

そう思っていると突然その悪魔は
僕の見ている目の前で
ボルカノに威圧のオーラを付けて
キラーレディーをオーバーキルしたのだ…!

「(青焼きオーバーキル)やらないか」
四本槍【ゲームカード】
「三本槍」の項を参照。

ら行

ラ行症候群【キャラ】
登場人物の名前がラ行だらけになるという現象。日本人が西洋系の名前を考えようとする時によく陥る。
アヴァロンでもこの傾向は顕著で、プレイヤーキャラ8人中ラ行の音を含まないのは「シズマ」「イーノ」の2人のみ、悪魔軍団及び冥界軍団に至っては全員がラ行音を含んでいるという状況である。
リアルカードブレイク【その他】
排出カードがあまりにも気に入らない余り、その場で破り捨ててしまうこと。
要らないカードならリサイクルボックスに提供したり初心者に譲ったりすれば良いものだが、2-30回連続してプレイしているのに新カードも光物も出ない状況で、漸く出たカードが玉文明の聖地とかネプチューンとかだと、怒りで頭に血が上ってリアルカードブレイク発動、といったことになりやすい。
この状態のプレイヤーに対して「新カードだけがアヴァロンじゃない」「光物だけがアヴァロンじゃない」などといった慰めは禁物である。万一その様な行為を行った場合、待っているのは「リアル即死」又は「リアルオーバーキル」である。
ルカ禁止【大会】
競技会形式の店舗大会が白焼き鮫デッキだらけになる理由の一つ。
セラフィー・ルカ「だけ」がピンポイントで禁止カードとされることで祠ガン待ちし放題となり、やれ白焼き鮫で防衛3タテだ、いやメタ張って白焼きダゴンだ、何をいってる魔導神デッキで全員ぶち抜いてやる、そうはいくか食らえ白焼きカメピノパンダ師範、と泥試合に突入。結果最初に鍵取ったプレイヤーがホルダー率差で勝つパターンに陥りがち。
というか意外と破壊の業火禁止の大会というのは少ない気がする。大会主催者は一度検討を。
ルカ様がみてる【対戦シーン】
ホルダーがセラフィー・ルカを配置してターンエンドした状態、またはチェイサーがセラフィー・ルカで侵略戦闘を行ったときの状況のこと。
ホルダーがセラフィー・ルカ配置状態だと、他チェイサーは迂闊に祠待ちが出来なくなる(ホルダーが防衛すると入れ替えを食らう恐れがあるため)。この「ルカ様がみてる」状態でのプレッシャーの中でどう立ちまわるかが重要となる。

「便利なポケット!」

「便利なポケット!」

さわやかな便利なポケットの詠唱が、昼なお暗い図書館にこだまする。

ルカ様の入れ替え範囲内に集う騎士たちが、今日も覇王のような無垢な笑顔で、背の高いワープマスをくぐり抜けていく。

汚れを知らない心身を包むのは、灰白色の墓場の暗盾。

戦闘支援モンスターは入れすぎないように、2色4マス移動の色は偏らないように、素早く戦闘一番を取るのがここでのたしなみ。

もちろん、バルキリークララにトリックスターを付けて名刀の刃紋で叩き斬られるなどといった、はしたない騎士など存在していようはずもない。

「そんなに見つめられると…私、白焼きできなくなっちゃう…」


わ行・ん

ワラワラ【デッキ】
ある特定のテーマに沿ったモンスターカードを、ひとまずコンボやシナジーなどは脇に置いて、一通り寄せ集めて作ったデッキのこと。「珍獣ワラワラ」「精霊ワラワラ」「東方ワラワラ」の様に使う。
対戦相手から見ると、特定種族のモンスターが後から「ワラワラと」攻めてくる様に思えてくるのでこの名前が付いた。
基本的にファンデッキ色が強く、実戦には不向きとされるが、チャイレンデッキや麓複製ガルダデッキの様に強烈なコンボやシナジーを発揮するデッキもしばしば存在し、結構侮れない。

英数字

1TK【その他】
「1ターンキル」の略称。最初の1ターンで戦闘に敗北し、ゲームオーバーになること。
1.10時代は初期ライフが5だったため、最初の侵略戦でオーバーキルされると即ゲームオーバーだった。1.20以降は初期ライフが7になり、オーバーキルによるライフ減少の最大値が4に抑えられたため、侵略戦で負けても1TKとはならなくなった。それでも最初の侵略戦で敗北した後、先に配置した現世の歩兵などをCPUにオーバーキルされて2ターン目を迎えることなくゲームオーバー、という展開はごくたまに起こるので要注意。
最初の侵略戦でオーバーキルされて、次のターンはホルダーに追い付けずにゲームオーバー、という「2TK」なら普通に起こる。
2号ロボ【キャラ】
ウォーテウムの別称。
ロボットアニメでは3クール頭あたりで「2号ロボ」が登場して主役メカが交替、というのが定番であるが、ウォーテウムの外見や必殺技の「ゴッドォォォォォッ、ブレイクッ!」の叫び声はまさに「2号ロボ」の名前に相応しい。
暗黒魔王との対決で大破したプラテウムに、冥界からの新たな軍勢が迫る。圧倒的な不利の中、プラテウムは未知なる力を発揮した!次回「超天使プラテウム」『その名はウォーテウム』ご期待下さい!
CCD【デッキ】
「古典的珍獣デッキ(Classical Chinjyuu Deck)」の略称で、特にシナジーやコンボを考えずに兎に角珍獣族モンスターをあるだけ詰めこんだデッキのこと。
珍獣族以外のモンスターは入れず、魔法や支援も便利なポケットや突進などの珍獣系に限定。コンボといえば「突進を付けて攻撃値アップ」「オオサンで融合強化」「ナイトキャットに即死させられる」ぐらいというシンプルなデッキで、「秩序と戒律」までの珍獣デッキといえばほぼCCD一択だった。というか当時は珍獣絡みで特に強力なコンボやシナジーというものは無かった為、珍獣デッキを作ろうとするとどうしてもCCDになってしまう、という現状があった。
「鍵聖戦」では「コアラ先生で配置したモンスターのリサイクルの為シードラコやサルヴェージを投入」「チャイレンやエンペラー(愛)のサーチの為にセクシーベル投入」「パンダ師範での即死を狙う為にガーディアン投入」という様に、珍獣族モンスターを活かしたコンボの為に他種族モンスターや非珍獣系の魔法や支援を投入する場合が増えてきている。こういった「コンセプト型珍獣デッキ」がこれからの珍獣デッキの主流になり、逆に古式ゆかしいCCDは文字通り過去のものとなってしまうかも知れない。
KQ【その他】
「海王クオリティ」の項を参照。
NEC【排出】
レジェンドやW版はおろか、100番台のカードも出ないこと。
つまりN版(「新たなる召喚」追加カード)、E版(「秩序と戒律」追加カード)、C版(「混沌の宴」追加カード)しか出ていない訳で、これらを合わせて「NEC」となった。別に某電気機器会社との関係は特にない。
「S版」というカテゴリーがあれば東(E)西(W)南(S)北(N)中央(C)と全部揃って美しいのだが、そもそも次のバージョンが出るかどうかも現状不明なので気長に待とう。
OCS【戦法】
「お馬鹿なCPU戦法(Obaka CPU Strategy)」の略称で、チェイサー時に戦闘1番を取り損なった、または戦闘に勝てる見込みが無い場合に、次の祠への先回りを敢えてせず、ホルダーのすぐ隣のマスに何某かのモンスターを配置してターンエンドするという戦法。
CPUキャラは何があろうと決して祠への先回りをせず、ホルダーに向けて真直ぐ進んでいき、結局攻めこめずに隣マスにモンスターを配置して終了、という「お馬鹿な」行動を起こすため、この名前が付いた。
一見頭の悪そうな戦法だが、鬼ブルをせいぜい1枚ぐらいしか入れていない今時のデッキだとこれをやられるだけで動けなくなることが多く、なかなか嫌らしい。また「ルカ様がみてる」状況では祠へ先回りするより結果的に被害が少なかったりする。但し幸福のラッパなどであっさり切り抜けられたり、身動きが取れずに「吹っ切れた」ホルダーからオーバーキルを食らったりすることがあるので要注意。

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H-man and HOLY GRAIL published by Nishino Tatami