舞台設定について
( 公開: 2004年4月18日 / 更新: 2004年8月17日)
この文書について
バリッドちゃんの物語の背景についての事柄をメモ形式で。
時代設定
- バリッドちゃんの舞台となるのは遠い未来の地球。具体的な年代は不明(2000年から数万年ぐらい?)。少なくとも西暦が使われなくなってしまったほどの未来であることは確か。
- 少なくとも2000年ほど前に、文明レベルがリセットされるほどの「大破壊」があったらしい。その影響か、地球上には十数程度の都市(それも現在の大都市に比べればはるかに小規模)があるだけで、他は未開の地として放置されている。
- 人口も地球全体で1億あるかないか程度。
地理的状況
- 大陸や海などの地理的な状況は、現在と極端な違いは無い。
- バリッドの出身地であるW3Cランドは、現在のバンクーバー島に相当。
- バリッドの留学先で、物語の主な舞台となるJISタウンは、現在の北海道釧路市の辺りに相当。
文明レベル
- 文明レベル自体は高くはないが、「大破壊」前のオーバーテクノロジーは一部残されており、それが発見、利用できたところから復興が始まった。
- JISタウンの近辺では「ぜんまい鋼(コンティニウム)」と呼ばれる特殊な金属が発見され、それが復興のきっかけとなった。
- ぜんまい鋼は元の形はおろか、質量、体積までも復元しようとする性質(バナッハ・タルスキ性)があり、それを加工したぜんまいは、JISタウンにおける重要な動力源となっている。
- ぜんまいの巻き上げには、JISタウンの側を流れる川に建てられた水車を利用している。また、小規模のぜんまいに対しては、人力での巻き上げも行われる。
JISタウンについて
- 北の海に面した港町で、土地の狭さの割には人口は多い。
- JISタウンは小さな都市の中に住宅地や田畑、牧場、工場、市場などが分散しており、あまり遠出をしなくても殆どの生活をまかなうことが可能になっている。
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