( published: Aug. 10, 2004 )
新者は転送に失敗したメールへの返信を始める。これを受けた送り主達をも、婦人団体の残党達は集団で襲いかかり、殺害するが、凶器に使った放射性物質に電子メールが当たり、電子大魔王が現れる。婦人団体は、研究所関係者の殲滅を電子大魔王に命じるが、電子大魔王は婦人団体を無視して飛び去る。そして婦人団体はダメダさんに右中指第2関節刀で首を刎ねられるのだった。
電子大魔王は本来の「ご主人様」である新者のもとへ現れる。しかし特に用事の無い新者は、電子大魔王に電子メールを送信。これで放射性物質に戻ると思われた電子大魔王は、断末魔と共に炭化するのだった。
電子大魔王が炭化した跡に、別の電子大魔王達が次々と現れる。先ほどのは偽者で、自分こそ本物と主張する彼らだが、全員電子メールを浴びて炭化。結局全員が偽者だったことが判明する。
455回達成を祝う電子大魔王のもとに、電子メールが届く。急いで放射性物質へ戻った電子大魔王は、頭から墜落して即死。その距離を競って、別の電子大魔王が落下するが、測定者の台詞にぶつかって即死。測定者も空中でミンチになった電子大魔王の距離を測定できず、(爆)マンに殺害されてしまうのだった。
断末魔を発し続ける測定員の生首を手にした(爆)マンは商店街に出現、測定員の断末魔で兼業主婦たちを全滅させるのだった。
測定員の生首が発する断末魔を利用し、(爆)マンは生徒達や通勤客を次々と虐殺してゆく。更にテレビ局のスタッフまで虐殺しようとする(爆)マンだが、そこでは隠しカメラを利用しての収録が行われていた。壁の裏に隠れて撮影を続けるスタッフのうち、編集係は流れ断末魔を頭に受けて即死。辛うじて回避したカメラマンは、隠しカメラを破壊されてしまうのだった。
その様子をテレビで見ていた圧力団体は、カメラマンを殺害すべくテレビ局に乱入。そこにカメラの残骸が巨大化したものが圧力団体の頭上に落下。全員を即死させるのだった。
アナウンサーは博士に、カメラの残骸の巨大化について訊ねる。その説明の為に博士は通行人のミンチを放り投げた後、動作線をハンマーの柄に変えてアナウンサーを撲殺するのだった。
アナウンサーを撲殺した博士は、その後脳漿が巨大化すると主張。しかし何も起こらなかった為に抗議者達に首を刎ねられる。刎ねられた首は高く飛びあがった後、巨大な脳漿となって、二階席の客を押し潰すのだった。
集団リンチを続ける抗議者達の頭上に、反対者が現れる。主張が正しかったにも関わらず博士を殺害したという理由で、反対者は抗議者達を圧殺する。そこに更に巨大化した脳漿が頭上から落下し、反対者を押し潰すのだった。
巨大化した脳漿は収録を行っていた市民会館を完全に押し潰してしまっていた。脳漿で埋まった市民会館跡地に駆け付けたHマンと殺人鬼は、脳漿にまみれた観衆を発見するが、観衆はしばらくどもりながら助けを求めたあと、脳漿を巨大化させて爆死するのだった。
Hマンは市民会館跡地に届いた手紙を読み、それに答えようとする。しかし答える途中でHマンは不自然などもりを連発、その後脳漿を巨大化させて爆死するのだった。
Hマンに続いて殺人鬼も、不自然などもりを連発後、脳漿を巨大化させて爆死する。ダメダさん、(爆)マン、エロゲー先生といった主役級の登場人物も、同様な症状を発した後、脳漿を巨大化させて爆死するのだった。
花畑でテレビを見ていた金コリとの達も、Hマンと同じ症状を発した後、脳漿を巨大化させて爆死する。
(爆)マンとエロゲー先生の死亡現場で報道を行うアナウンサーは、突如不自然などもりを発した後、脳漿を巨大化させて爆死する。地下の下水道に隠れて、主役押し付け機を使っていた編集員の仕業だった。編集員は主役押し付け機のデモンストレーションとして、浄水所の実験台に使ってみせるが、爆死したのは編集員の方だった。
一方レポーターは(爆)マンとエロゲー先生のミンチを比較し、(爆)マンより体の大きいエロゲー先生の方が脳漿が小さいことを突きとめる。間もなくレポーターも脳漿を巨大化させて爆死するが、その脳漿の量はエロゲー先生より遥かに小さいものだった。
レポーターがミンチになった現場をたまたま通りかかった母親と娘は、レポーターの脳漿のあまりの小ささに驚く。直後母親と娘は爆死するが、脳漿は不発に終わった。
新者は自分の正体である恐怖シャープ男に変身しながら、4チャンを撲殺。更に本編の進行を掌握してしまうのだった。
恐怖シャープ男は「皆の幸せ」の為に、幸せでないと主張する生徒達を恐怖ギロチンで全滅させる。更に生き残った生徒を体育館まで連れ出し、生徒達のミンチを再配列させるが、恐怖シャープ男は生徒の頭上に16トンのミンチを落とし、即死させる。そのミンチを体育館の天井から落とした先生も、用済みになったという理由で、恐怖シャープ男の仕組んだ16トンのミンチに圧殺されるのだった。
生徒を含んだ17トンのミンチは、先生を押し潰した16トンのミンチと合体し、65トンのミンチになる。そこに「恐怖!シャープ男」が現れ、恐怖シャープ男に戦いを挑む。一方音楽室では、生徒があまりの理不尽さと恐怖に耐えられず、次々と爆死していた。
「恐怖シャープ男」と「恐怖!シャープ男」は音楽室に移動、雌雄を決するべく戦いの準備を始める。それを受けて飼育係の生徒は鶏の卵の雌雄を当てようとするが、その卵が無性卵であることを見抜いた「恐怖?シャープ男」に新幹線で首を刎ねられるのだった。
「恐怖?シャープ男」が自己紹介を行う側では、鶏が激しい交尾の末、つみれと化していた。一方保健室へ移動した「恐怖シャープ男」と「恐怖!シャープ男」は、同じベッドに寝ている先生と生徒を山手線で殺害、ミンチに変える。ミンチから現れた手紙を読み始める「恐怖!シャープ男」だが、京王井の頭線に頭を轢かれ、即死するのだった。
京王井の頭線車内では、「恐怖!シャープ男」の断末魔を「恐怖シャープ男」のものと誤認した乗客たちが車掌に殺害されていた。しかしあまりにも小さ過ぎるという理由で、「恐怖シャープ男」は車両を爆破、乗客乗員を全滅させるのだった。
結局勝負は「恐怖シャープ男」と「恐怖?シャープ男」との間で行われることとなった。勝負を始めようとする二人の頭上から、突如呼びとめる声が飛び込むが、声そのものが「恐怖シャープ男」の頭を直撃して即死させる。声の正体は、司会になりきったつもりの腹話術師のものだった。
腹話術師の前に抗議者達が現れ、腹話術師が身につけていたのは、司会なりきりセットではなく腹話術師なりきりセットだったと主張。しかし証拠写真が大きすぎたために、抗議者たちは重量オーバーで圧死するのだった。
司会者を探すべく商店街へ出た「恐怖?シャープ男」達は、早速司会を発見する。「司会」ではなく「司会者」を探している腹話術師は、声で司会を圧殺するが、実はその司会こそ探し求めていた「司会者」だった。
腹話術師の誤爆に対し、司会者連合は抗議の声明を読み上げるが、通訳の言葉に潰されて即死。腹話術師が通訳になりきっていたものと判断した司会者達は通訳を殺害するが、その正体は異次元空間に潜み、地上の支配を目論む「腹話術士」だった。
「腹話術士」は次々と言葉を地上に降らせ、司会や司会者を次々と圧殺。更に「恐怖?シャープ男」も殺害するが、「恐怖シャープ男」と「恐怖?シャープ男」との区別が付けられないことが明かになってしまうのだった。
「腹話術士」の行動に対し、総理大臣は官邸で徹底抗戦を呼びかける。演説の隙を突いて「腹話術士」は総理大臣を圧殺するが、それは「腹話術師」達が異次元空間に潜入するための作戦だった。
異次元空間に潜入した「腹話術師」達は、早速「腹話術士」達と戦闘を繰り広げる。その際に発せられた言葉が次々と地上に降り注ぎ、地球は爆破されるのだった。
地球の爆破に気付いた「腹話術師」達と「腹話術士」達は、最後の死闘を繰り広げるが、地球の残骸が彼らの頭上に降り注ぎ、即死させる。結局最後まで生き残ったのは「腹話術師」一人だけだったが、彼は突然不自然などもりを繰り返した後、脳漿を巨大化させて爆死するのだった。
魂となり、因果地平を飛んで行くHマンは、今までの登場人物達と共に、本編の終了を宣言する。最後に読者に別れの言葉を告げようとする登場人物達だが、因果地平の彼方に激突し、全ての魂がミンチとなるのだった。